きりつ名人
Relax名人
Reflex名人
気虚
気逆
更年期不定愁訴
血圧低下
自律神経活動低下
α遮断薬
六君子湯合加味逍遙散
葛根湯
β遮断薬
デパス
東洋医学
頻尿
手術前後
エルゴメータ
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更年期障害 漢方薬による治療効果
初診時
六君子湯合加味逍遙散服用 8週間後

六君子湯合加味逍遙散の8週間の服用前後

主訴:全身倦怠感、のぼせ、不眠、食事が美味しくない、易疲労感

現病歴:上記の症状で受診した内科で血液検査を何度も受けたが、軽度の高脂血症の指摘のみで異常はなかったため、更年期の疑いで婦人科受診を示唆された。しかし、ホルモン補充療法を4ヶ月受けたが改善しなかった。本症例は漢方診察すると、気虚、気逆であり、次に漢方薬による治療が試みられた。
自律神経機能検査(きりつ名人)では、状態自律神経活動(心拍のゆらぎ)が亢進しており、起立動作にともなう交感神経の反応が遷延的であることが判明した。
処方内容 経過観察等:六君子湯合加味逍遙散の8週間の服用により、VASは68から22に顕著に低下した。
なお、状態自律神経活動(心拍のゆらぎ)も正常になり、反応自律神経活動において、 交感神経優位が速やかに形成され、緩やかに低下する正常反応となった。